1. はじめに
こんにちは!株式会社Definerのライターチームです!
今回は、タイトルの通り「AWSのInfrastructure as Code」について気になりますよね。
実際の画面や、資源を見ながら詳しく解説していきましょう。
2. 目的・ユースケース
この記事では、「クラウドリソースをコード管理する」という目的に向けて、Cloudformationという技術を活用します。
ITの現場で、Cloudformationを使ってAWSリソースをInfrastructure as Code(IaC)管理したいときに、参考になる情報やプラクティスをまとめています。
3. Infrastructure as Codeの概要
Infrastructure as Code(IaC)とは、インフラやその設定をコード化し、作成・管理することです。
従来のAWSコンソール上で手動でリソースを作成する方法ではなく、インフラ設定をコードに落とし込み、リソース作成を自動実行します。
IaCを使うと、コード化されているため、人為的なミスの削減や開発スピードの向上が見込まれます。
AWSには、Cloudformation(Cfn)というIaCサービスが存在します。
Cloudformationは、yamlまたはjson形式でリソースを記載することができ、スタックと呼ばれるCloudformationの単位と、記載したリソースが1:1対応します。
4. Cloudformationの構成ファイルを作成してみる
早速、Cloudformationを使ってVPCを作成してみます。
以下は、json形式でVPCを記載しました。
コメントアウトができないのが辛いところです。
{
"AWSTemplateFormatVersion": "2010-09-09",
"Description": "definer-vpc-test",
"Resources": {
"VPC": {
"Type": "AWS::EC2::VPC",
"Properties": {
"CidrBlock": "172.16.0.0/16",
"EnableDnsSupport": true,
"EnableDnsHostnames": true,
"Tags": [
{
"Key": "Name",
"Value": "definer-test"
}
]
}
}
}
}
続いて、yamlでも上記と同じVPCを記載してみました。
コメントが書けるので、可視性はjsonより高そうです。
# コメントです
AWSTemplateFormatVersion: "2010-09-09"
Description: definer-vpc-test
Resources:
VPC:
Type: AWS::EC2::VPC
Properties:
CidrBlock: 172.16.0.0/16
EnableDnsSupport: true
EnableDnsHostnames: true
Tags:
- Key: Name
Value: definer-test
5. Cloudformationを実行してみる
最後に、このテンプレートを使って、VPCを作ってみます。
①AWSにログインし、Cloudformationの画面に移動します
②「スタックの作成」→「新しいリソースを使用(標準)」を押し、スタック作成の詳細画面に移ります
③「テンプレートファイルのアップロード」を選択し、先ほどのyamlファイルまたはjsonファイルをアップロードします。
④任意のスタック名を入力します。その他の項目はデフォルトのままでOKです
⑤「スタックの作成」を押すと、VPCの作成が始まります。
スタック作成が完了した後、VPC画面でVPCの一覧をみると、実際にVPCが作られているのが確認できました!
6. 引用・参考記事
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