1. はじめに
こんにちは!株式会社Definerのライターチームです!
今回は、AWSを使ってシンプルなサーバーレスAPIを構築について気になりますよね。
実際の画面や、資源を見ながら詳しく解説していきましょう。
2. 目的・ユースケース
この記事では、シンプルなサーバレスAPIを作ってみたいという目的に向けて、AWS LambdaやDynamoDB、API Gatewayというサービスを活用します。
ITの現場で、AWSでシンプルなサーバレスAPIをサクッと構築したいときに、参考になる情報やプラクティスをまとめています。
3. データベースのセットアップ
まずは、データベースを作っていきます。
データベースとしては、AWSマネージドのNoSQLであるDynamoDBを使用します。
DynamoDBの操作については、「DynamoDBデータをCRUD処理する」も参考にしてみてください。
①DynamoDBの作成
DynamoDBのコンソールへアクセスし、「テーブルの作成」をクリックします。
テーブル名は「employee」、パーティションキーは「id」とし、テーブルを作成します。
DynamoDBのコンソールから「項目を探索」をクリックし、「項目を作成」から項目とサンプルデータを作成します。
以下のようなテーブルが作成できました。
4. Lambdaの作成
続いて、Lambdaを使ってアプリケーション部分を実装していきます。
①Lambdaの作成
Lambdaのコンソールへアクセスし、「関数の作成」をクリック
ランタイムはPython3.9を選択しました。
コードは、以下をコピペして使ってください。
注意点として、以下2つに気をつけましょう。
・DynamoDBにアクセスできるIAMロールのアタッチが必要です。
・API Gatewayと統合する際は、returnの内容を以下の形式にしてください。
import json
import boto3
from boto3.dynamodb.conditions import Key,Attr
def lambda_handler(event,context):
__TableName__ = "employee"
Primary_Column_Name = 'id'
Primary_Key="1"
columns=["LastName","FirstName","Gender"]
client = boto3.client('dynamodb')
DB=boto3.resource('dynamodb')
table=DB.Table(__TableName__)
response=table.get_item(
Key={
Primary_Column_Name:Primary_Key
})
return {
'isBase64Encoded': False,
'statusCode': 200,
'headers': {},
'body': json.dumps(response["Item"])
}
5. API Gatewayの実装
最後に、API GatewayとLambdaを統合していきます。
①API GatewayとLambdaの統合
Lambdaの詳細画面から、「設定」→「トリガー」→「トリガーを追加」
API Gatewayを選択し、「REST API」を選択します。
Securityは今回はOpenにしましたが、実際のAPI構築の際はIAMやトークンなどで認証を設けてください。
「追加」をクリックすると、Lambdaと統合されたAPI Gatewayが作成されます。
②API GatewayのアクセスURLの確認
API Gatewayの詳細画面に移動し、「ステージ」タブをクリックすると、「URLの呼び出し」にAPIのURLが記載されています。
## アクセスするURL
https://xxxxxx.execute-api.ap-northeast-1.amazonaws.com/default/${LAMBDA名}
ブラウザから以下URLにアクセスすると、DynamoDBのデータがGETできていることが確認できました!
6. 引用・参考記事
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8. お問合せ
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・ITの上流から下流まで一気通貫のワンストップソリューションをご提供。
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9. Definerに関して。
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