1. はじめに
こんにちは!株式会社Definerのライターチームです!
今回は、CloudWatch、SNS、ChatbotでSlackへのアラート検知を実装する方法について気になりますよね。
実際の画面や、資源を見ながら詳しく解説していきましょう。
2. 目的・ユースケース
この記事では、CloudWatch、SNS、Chatbotを使ってSlackへアラートを飛ばしたいときに、参考になる情報やプラクティスをまとめています。
3. ステップ1 SNS/CloudWatch構築
Slackへのアラート検知の全体像としては、CloudWatchで異常を検知し、キューであるSNSを経由してChatbotがSlackへ通知を送ります。
早速、アラート検知に向けてリソースを構築していきます。
①SNSトピックの作成
「aws sns create-topic 」コマンドでSNSトピックを作成します。
TopicArnが返ってきたら、作成成功です。
②CloudWatchアラームの作成
続いて、「aws cloudwatch put-metric-alarm」コマンドでCloudWatchアラームを作成します。
今回はサンプルとして、EC2のCPU使用率が90%を超えたら発砲されるアラームを作成しました。
## SNSトピックを作成するコマンド
[cloudshell-user@ip-10-0-xx-xx ~]$ aws sns create-topic --name test_sns
{
"TopicArn": "arn:aws:sns:ap-northeast-1:xxxxxxxxx:test_sns"
}
[cloudshell-user@ip-10-0-xx-xx ~]$
## Cloudwatchアラームを作成するコマンド
[cloudshell-user@ip-10-0-xx-xx ~]$ aws cloudwatch put-metric-alarm \
--alarm-name "ec2cpuAlart" \
--alarm-description "EC2のCPU使用率が90%を越えました" \
--alarm-actions ${先ほど作成したSNSのARN} \
--ok-actions ${先ほど作成したSNSのARN} \
--namespace AWS/EC2 \
--dimensions "Name=InstanceId,Value=${EC2インスタンスのID}" \
--metric-name CPUUtilization \
--threshold 90 \
--comparison-operator GreaterThanOrEqualToThreshold \
--period 300 \
--evaluation-periods 1 \
--datapoints-to-alarm 1 \
--statistic Average \
--treat-missing-data missing
[cloudshell-user@ip-10-0-xx-xx ~]$
4. ステップ2 Chatbotの設定
続いて、Slackと連携するChatbotを作成していきます。
①チャットクライアントの設定
AWS Chatbotのコンソールへアクセスし、チャットクライアント「Slack」→「クライアントを設定」
WebでSlackの連携画面が表示されるので、連携するワークスペースを選択します。
これでSlackとの連携が完了しました。
②Chatbotの作成
AWS Chatbotのコンソールから、「新しいチャネルを作成」
「Slackチャネル」で、どこに通知を送るかを選択します。
今回は、パブリックチャネルの「random」を指定しました。
IAMなどの権限まわりは、デフォルトのまま進みました。
通知で、先ほど作成したSNSを指定して、「設定」をクリックすれば設定完了です。
③Slackへの通知テスト
実際にCloudWatchアラームを発砲させてみます。
無事にSlackに通知が届きました。
5. 引用・参考記事
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