1. はじめに
こんにちは!株式会社Definerの阪本です!
今回は、GKEのコンテナCI/CDの実装についてご紹介したいと思います。
今回は、GKEのコンテナCI/CDの実装についてご紹介したいと思います。
2. 目的・ユースケース
この記事では、GKEのセキュアなCI/CDを実装したいときに、参考になる情報やプラクティスをまとめています。
3. セットアップ
前提として、GKEとGitHubのリポジトリは存在するものとします。
まずは、Cloud BuildとContainer Registryをセットアップしていきます。
①GitHubとの接続
「Cloud Build」→「トリガー」→「リポジトリの管理」→「リポジトリの接続」
GitHubアカウントにログインし、リポジトリを選択します。
②トリガーの設定
「Cloud Build」→「トリガー」→「トリガーの作成」
トリガーとなるイベントを、「ブランチにPushする」、「新しいタグをPushする」、「pullリクエスト」から選びます。
また、ソースとなるリポジトリとブランチを選択します。
構成は、「Cloud Build構成ファイル」とします。

③Google Container Registryの作成
ビルド済みイメージを保存するレジストリを作成します。
GCPコンソールから「Google Container Registry」画面に移動し、新規作成をしてください。
まずは、Cloud BuildとContainer Registryをセットアップしていきます。
①GitHubとの接続
「Cloud Build」→「トリガー」→「リポジトリの管理」→「リポジトリの接続」
GitHubアカウントにログインし、リポジトリを選択します。
②トリガーの設定
「Cloud Build」→「トリガー」→「トリガーの作成」
トリガーとなるイベントを、「ブランチにPushする」、「新しいタグをPushする」、「pullリクエスト」から選びます。
また、ソースとなるリポジトリとブランチを選択します。
構成は、「Cloud Build構成ファイル」とします。

③Google Container Registryの作成
ビルド済みイメージを保存するレジストリを作成します。
GCPコンソールから「Google Container Registry」画面に移動し、新規作成をしてください。
4. Cloud BuildでのCI/CDパイプライン構築
続いて、Cloud BuildのCI/CDを設定していきます。
①ビルドの設定
Cloud Buildの設定ファイルであるcloudbuild.yamlに、ビルド部分を記載していきます。
以下のようなファイルを使用しました。
①ビルドの設定
Cloud Buildの設定ファイルであるcloudbuild.yamlに、ビルド部分を記載していきます。
以下のようなファイルを使用しました。
steps:
- name: 'node:11.10.0'
id: 'Install'
args: ['npm', 'install']
dir: 'test-api'
- name: 'node:11.10.0'
id: 'Build'
args: ['npm', 'run', 'staging-build']
dir: 'test-api'
- name: 'gcr.io/cloud-builders/docker'
id: 'Build Image'
args: ['build', '-t', '${GCRレジストリのID}', '.', '-f', 'Dockerfile']
dir: 'test-api'
- name: 'gcr.io/cloud-builders/docker'
id: 'PushR'
args: ['push', '${GCRレジストリのID}']
dir: 'test-api'
②GKEでのGCRイメージの指定
GKEで使用しているマニフェストファイルでGCRレジストリのイメージを指定します。
③デプロイの設定
最後に、cloudbuild.yamlにデプロイ部分を記載していきます。
これで、GitHubのPushをトリガーにGCRへビルドされ、GKEにデプロイされるパイプラインが構築できました!
steps:
- name: 'gcr.io/cloud-builders/kubectl'
id: 'Deploy'
args: ['apply', '-f', '${manifest file path}']
env:
- 'CLOUDSDK_COMPUTE_ZONE=asia-northeast1-a'
- 'CLOUDSDK_CONTAINER_CLUSTER=gcp-test-sandbox'
dir: 'test-api'
5. 引用・参考記事
6. 独自ソリューション「PrismScaler」について
7. お問合せ
本記事では、入門編として有益な情報を無料公開しています。ご相談やお問い合わせは「株式会社Definer」へ。
8. Definerに関して。
・ Definer Incは、ITの上流から下流まで一気通貫のワンストップソリューションをご提供しております。
・ AIやクラウドのITインフラなど、先進的なIT技術のコンサルティングから要件定義 / 設計開発 / 実装、保守運用に至るまでの統合的な支援にコミットしています。
・ DevOpsとCI/CDコンサルティングにより「少ないエンジニアで事業が成長する仕組みづくり」「エンジニアが喜ぶ、採用しやすい環境づくり」「高速なアジャイル開発環境」を実現しています。
・ また、自社プロダクトとしてPrismScalerを展開しております。PrismScalerは、AWS、Azure、GCPなどのマルチクラウド / ITインフラの高品質かつ迅速な、「自動構築」「自動監視」「問題検知」「構成可視化」を実現します。
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・ また、自社プロダクトとしてPrismScalerを展開しております。PrismScalerは、AWS、Azure、GCPなどのマルチクラウド / ITインフラの高品質かつ迅速な、「自動構築」「自動監視」「問題検知」「構成可視化」を実現します。